明けましておめでとうございます。
2021年も緩く生きますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


お久しぶりです。ゆきです。
無事に出産を終えてバタバタと毎日が過ぎ、気付けば年を越しました。

少しずつ生活リズムが整い、自分にも余裕が出てきたので。
お嬢の事、自分の事、ベビーグッズなど、記録として残したいと思います。

ひとまず私の出産ストーリーを。笑

=Contents=

1.妊娠後期に訪れる、突然の恐怖心

 我が子はどんな顔してるんだろう…と心配事は絶えないながらも、楽しくフワフワと過ごしてきた妊娠中期。ところがどっこい、後期に入った途端に一気に現実味が湧き、そして迫り来る出産に、恐怖を感じるようになりました…

インスタでは「#出産レポ」検索の手が止まらず、人様の出産ストーリーを読み荒らし、安産だったという人を見つけては、『自分もスーパー安産になるやろうな』と、いい方に想像を膨らませる毎日。世間はコロナウィルスで大変でしたが、引き篭っていた私には陣痛の方が怖かったです。

 後から思うと、『検索しまくって良かった』と思います。
出産は十人十色。自然分娩。無痛分娩。促進剤。緊急帝王切開。妊娠高血圧。等々・・・。
たくさんの方の出産ストーリーを読んだ事で、何があるか分からないのが出産なんだと思え、「その時が来たら、やるしかないんや」と、自然に心構えが出来ました。

2.予定日を過ぎてからの焦り

 我が子の予定日は2020年8月8日。
子宮頸管も短く、安静に。と言われていたこともあったので、37週に入ったらすぐ出て来るだろうと勝手に思っていました。8月生まれだとロタウィルスの予防接種がタダになるので、そこだけよろしく。という感じでしたね。笑

前駆陣痛がちょっと続いたり、満月・新月になると「これは夜中にくるかもしれないな。。。」と思いながらベッドに入る毎日。37週でおしるしがあったにも関わらずその後本陣痛に繋がる気配ナシ。笑

娘が大きくなり過ぎて、難産になったらどうしよう〜という気持ちはあるものの、散歩には行かず(真夏だし、何かあったら危険だし←)家の中で毎日軽いスクワットだけ。

あっという間に予定日を過ぎてしまい、先生にも、『子宮口まだまだやね。赤ちゃんも降りてきてない』と言われる始末。


後期に逆子は治ったのですが、娘の首にはずっとへその緒が巻いていました。
お盆の入院が嫌過ぎて、『はよ陣痛きて』と気持ちがどんどん募って行きました。

3.陣痛は突然に。

旦那さんがお盆休みに入った8月11日。

朝からおしるしが。そして腹痛が。
この日は産院指示があったPCRの検査日。行くのが嫌過ぎて(笑)お昼前に産院へ電話しました。『すぐ来てくれ』との事で、用意して行きましたが、赤ちゃんが仰向け(母親のおへそ側向き)、そしてへその緒が巻いている事で、『全然降りて来てないからPCRして来て。』と言われ帰されました。

そのまま検査を受けに行き(痛かった〜〜〜)、お盆には来れないと思い義実家にご挨拶へ。夜ご飯もよばれました。途中一定感覚で来る痛みに、ジッと固まって耐える姿を見て『お地蔵さんタイムきた』と、義家族には笑われていました。まだまだ余裕です。


 12日の午前1時。痛みで目が覚め、陣痛タイマーで5〜7分間隔。

検診日やったので、産院が開く時間まで耐え、入院グッズを持って産院へ。
赤ちゃんの体勢に変わりはありませんでしたが、子宮口3.5センチ。そのまま入院が決定しました。

4.微弱陣痛と本陣痛。娘誕生。

結論から言うと、私の陣痛スタートから出産まではトータル46時間だったそう。
中々本陣痛に繋がらず、微弱陣痛との戦いでした。

痛みには強い方だと思っていましたが、本当に強かったみたいで、『痛く無いの?余裕すぎん?』と看護士さんにはずっと言われていました。


12日の夜19時。先生の内診。
回旋異常が直っておらず、これは長丁場と確信する。


午後8時。
陣痛間隔6分。またもや微弱陣痛。
痛みが引くからちょっと元気になる。笑


午後9時。先生の内診。
『今夜は無いね。22時に痛み止投与。左を下にして寝よ。明日の朝一から促進剤。』と言い残し、お家へと帰って行かれました・・・。(正直泣きそうだった)


午後9時半。
陣痛が来たと同時に何かが”出た”感覚があり、ダラダラとで続けている気がしてナースコール。
→いきなり破水していた!旦那さんへコール。


ずっとお腹の上の方だった痛みが、午後4時くらいから腰へと変わったのですが、この時点でそれがとてつもなく痛い。


22時旦那到着。導尿される。
それまで息を吐くことで逃せていたのに、『いたい〜〜〜〜』と声が漏れるほどに痛い。腰を切られたみたいな痛みだった。旦那さんは必死に腰を押してくれて、本当に感謝。あれがなかったら死んでた。

そうこうしている内にお腹側に強烈な痛み。
例えるならば、剣山でお腹の内側をグッサグッサ、ぐっちゃぐちゃに刺されている感じ。


日付が変わって13日。0時。
娘がボコッとお腹を蹴ったことで、やっと肛門まで下がれたよう。子宮口8センチ。おそらくここが1番痛い時間帯だと思う。乗り切ればいきめるから頑張れ。


午後1時半。
『お腹に力入れたい?』と言われ、「確かに・・・」と思って全力で頷く。
実は子宮口全開になっていたみたい。


午後2時半。先生登場。
『今夜は無いって言ったやん。本当に生まれるの〜』みたいな感じ来られて、なんだか申し訳なかった。笑 最後まで適当な先生だった。


午後3時20分。娘誕生。
もう途中何回気を失って、何回いきんだのか分からない中、ジョキジョキと切開の音が聞こえ、『もういきまないで』と助産師さん。

赤ちゃんはドュルン!と出てくると聞いていたけど、娘はへその緒が巻いていたので、とてもゆっくり出て来てくれました。

その後後処理をしてもらっている間、娘が横に来てくれ記念撮影(笑)
会えた感動もありましたが、もうね。『やっと終わった・・・トイレ行きたい』しか考えられなかった。(導尿してもらいました)

⒌私が思う出産で大切なこと

1:息を吐く
しっかり息を吐くこと。破水(子宮口8センチ)までは深呼吸3回。これで約1分間の陣痛は終わります。出来るだけ声は出さないで、後のために体力を温存しましょう。「フーーーーーーーー」と吐いて、ひたすら自分と向き合う事で気持ちも落ち着きます。


2:陣痛と陣痛の間にしっかり休む
微弱陣痛になったら寝る。本陣痛中も疲れて気絶してました。
それでいいんです。陣痛が来たら無理やり起こされるので(笑)。スーパー安産かもしれないけど、長丁場になった時のためにしっかりと休息を。


3:円座クッションを必ず持っていって
ほんっっっっとうに痛いです。座れない。絶対に持って言ってください(笑)

⒍最後に

8センチからの陣痛は本当にレベルが違いました。
ブルブル勝手に体は震えるし、正直怖かったです。


私がいきんでもいきんでも、娘も下に降りたくても、首に巻いたへその緒に引っ張られて戻ってしまう…それでも頑張って出て来てくれて、フゴフゴ言いながら足をバタバタさせているお嬢の姿を見て、なんとも言えない気持ちになりました。これが母性なのか。


出産前は、『女性として見てもらえなくなるのではないか、痛がって悶えてる姿を見せたくないな』という理由から、旦那さんの立会いも私は望んでいませんでしたが、結論、立ち会ってもらって本当に良かったと思います。

いてくれなければあの腰の痛みには耐えれなかった。
そして私のメンタルもきっと心細くて折れかけていたと思います。

こんな時期ですし、1人で産まなければいけない産院もあると思いますが、転院もできると思うので、夫婦で相談してより良い選択をしてほしいと思います。

京都在住。 フルタイムでOLとして働く お酒が大好きな30歳(現在育休中)

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