こんにちは。ゆきです。
離乳食も順調だったお嬢ですが…アレルギー出ました!ショック!!
今回はお嬢のアレルギーについてです。
ズバリTAMAGO(卵)!!!
今回はアレルギー反応についてまとめます。
お嬢に出たアレルギー症状も下記からドーゾ!!笑
=Contents=
⒈アレルギー反応
❶アレルギーって何?
そもそもアレルギーとは何なのか。
『体に合わない』『拒否反応』などの意味合いでよく使われている言葉ですが、正しいとは言えません。
アレルギーとは、『免疫学的な機序により、体に症状が引き起こされる』事を指しています。
もっとわかりやすく言うと…
ヒトの体には、病気を引き起こす異物(ウィルスや細菌)からからだを守る仕組みがあり、これを『免疫』と呼びます。この免疫が、ある特定の異物(花粉・食べ物)に過剰に反応し、体に様々な症状が現れることを『アレルギー反応』と言うのです。
❷食中毒はアレルギー?
フグやキノコなどに含まれる毒(体に悪い影響を与える物質)を食べてしまったら…アレルギーではありません。
この場合、食べたヒト全員に症状が出ますので、免疫の範囲ではありません。
お魚や貝を食べて蕁麻疹が出たことがある方もいますよね?所謂「あたった」ってやつです。これは食べ物の鮮度が落ちた事で作られた「ヒスタミン」という成分を口にする事で、アレルギーのような症状が引き起こされてしまうのです。よって、免疫とは何ら関係ありません。
また長芋を食べて口の周りが荒れたり、痒くなる事もありますよね。あれもアレルギーではありません。長芋に含まれる「アセチルコリン」と言う成分により出る症状です。
❸アレルギー反応ってどんなの?
アレルギー反応には大きく分けて4つ(Ⅰ〜Ⅳ型)ありますが、一般的な食物アレルギーや花粉などは『Ⅰ型アレルギー』に分類され、アレルゲン(異物)が体内に入ってから短時間で症状が現れる事から、即時型アレルギーとも呼ばれます。
アレルギーを持つヒトの体内にアレルゲンが侵入した時点で、それに対する特定の抗体が生成されます。
1回目には抗体は存在していないので「2回目にハチに刺されると危険!」と言われるのは、この仕組みのせいなんですね。
アレルギー体質と言われる方々は、抗体が作られやすいかカラダだと言う事。病気と言ってもいいそうです。喘息やアトピー性皮膚炎、花粉症などと聞けば、病気と言われてもすんなり受け入れられます。
❹アレルギー発症は年齢で変わる
アレルギーの特徴として、
発症しやすいものが年齢によって異なります。
乳幼児にアトピー性皮膚炎を発症。
その後、食物アレルギー▶︎喘息▶︎鼻炎▶︎結膜炎と順を追って発症する傾向にあるそう。
必ずしも全員がなるわけではありませんが、アレルギーの種類はたくさんあり、原因が突き止め難い部分も…。特に子供のアレルギーについては注意深く観察しなければなりません。
⒉主なアレルギー食物原因
食物アレルギーを引き起こす主な3大アレルゲン食品が、✔︎卵 ✔︎牛乳 ✔︎小麦
その他、魚介類やナッツ系、フルーツ、ソバなどがあり、原因食物の割合は年齢によっても異なります。
⒊主な症状
多臓器にあらゆる症状が出るのがアレルギーの怖いところ。
皮膚に現れる場合が最もポピュラーで、同時に呼吸器や粘膜、消化器に発症。またそれぞれが単発で出る事もあるため、最初はアレルギーに気づかない事も多いのです。
⒊アナフィラキシー
原因となる食物を食べた後、1つの臓器に留まらず、複数の臓器に強い症状が出ることを『アナフィラキシー』と言います。
その中でも、血圧が下がり意識障害などを伴う症状が、『アナフィラキシーショック』と呼ばれ、命に関わる危険性があり、すぐに病院での処置が必要です。慌てずに救急車を呼びましょう。
病院を受診した
〈食物アレルギーの患者〉
約10人に1人が
ショック症状を
起こしている
そうです。怖い…
⒋症状が出たら病院を受診
アレルギーかな?と思われる症状が子供に出た場合、変に様子を見たりせず病院を受診する事をお勧めします。
下記の順に調べていくことになるでしょう。
❶問診
❷検査
❸除去試験
❹負荷試験
。
❶問診
診断に1番大切な過程です。
症状を起こした半日前から食べた・触れた食品を記録しておき、具体的に説明しましょう。
❷検査
問診で浮かび上がった食物は、皮膚試験・血液検査でアレルギー検査します。
採血は赤ちゃんにストレスがかかるので皮膚試験を推奨する先生も多いですが、血液検査では、複数調べることが可能です。
※血液検査
0〜6段階まであり、抗体が多い程スコアが高くなります。
スコアが高い≠症状が強い
その為、除去が必要かどうか見極めるためには負荷試験が必須となってきます。
❸食物除去試験
アトピー性皮膚炎や慢性蕁麻疹の症状がある場合、疑わしい食物を1ヶ月ほど完全に除去して改善するかを見定める。母乳育児の場合は、お母さんも除去が必要です。症状の改善が見られなければ、除去する食品を増やすのではなく、試験の中止となります。
❹食物経口負荷試験
問診やアレルギー検査でも発見できなかった場合は、1品ずつ実際に口にして反応が出るか調べます。食物除去試験の場合には、確定診断のために実施されるケースも。
アナフィラキシーが起こる状況を視野に入れ、医療機関で行われます。
アレルギーは一歩間違えれば命に関わること。
病院によって言われることも様々な気がします…特にアレルギーが専門でない小児科の先生。
即時型アレルギーを起こしているにもかかわらず、『自宅で食べて試して〜』と言うのは、大変に危険な行為であると言うことを、ママは忘れてはなりません。
試さないのが1番ですが、試す際は十二分に注意して下さい。