2016年8月15日。
沖繩旅行中、夜の浜辺で突然のプロポーズでした。
もうそこからウキウキが止まらないですよね。笑
ニヤニヤしたまま帰宅。と同時に、「何から始めるん⁇」とポカン。
そんな私同様、ネットで調べ始めた貴女。御婚約おめでとうございます。
幸せな新婚生活に向けて準備していきましょう。
=Contents=
【STEP1】自分の親へ報告しよう
まずは親への報告が最優先‼︎‼︎
元々、反抗期というか親への反発が強かった私。成人を迎えても尚、公務員の両親は周りより少し厳しく、親子関係は良くも悪くもない感じで、今回の旅行も渋々了承といった様子でした。(25歳にもなってまだまだ箱に入れられ娘)
旅行から帰宅したその日は何となく言い出せず自己嫌悪。翌日8月16日の夜、2人が揃っていたので報告しました。
あのな、沖縄でな、とっちゃんがプロポーズしてくれてな、結婚する。
…そうか。良かったね。
えええええええええええ!・・・おめでとう。
と、まぁ垣間見える普段の会話の無さですが(苦笑)
共通して2人とも寂しそうでしたが、私としては反対されることなく終わったので一安心でした。早いに越した事はないです。
「いつまでに報告する」と2人で決めておくと、今後のスケジュールを組み立てる際に動きやすいはずです。
【STEP2】スケジュールをたてよう
今後のスケジューリングをしましょう。
婚約期間の平均はだいたい10ヶ月前後。最近は結婚式当日に入籍するカップルも増えています。式までするとなるとかなりのハイペースで準備する必要がありますよね。2人で話し合うべき事・家族が関わってくる事。
大まかな流れを2人でしっかりと決め、家族にも協力してもらいながら進めて行きましょう。
入籍日の希望は?
私達はベタですが、11月22日(いい夫婦の日)を選びました。
とっちゃんの仕事は祝日関係無いですが、私的に翌日23日が祝日というのは◎ポイントでした。
ちなみに8月10日は「ハートの日」、10月8日「永遠の日」、11月23日「いい夫妻の日」として人気ですね。
自分たちの記念日に合わせる方や大安の日を選ぶ方など様々ありますが、とにかく覚えやすい日をお勧めします。
家はどの辺にする?
私は京都から大阪へ電車通勤し、とっちゃんは府内で車通勤だったので、私に合わせて希望住所を絞りました。
希望は駅から徒歩10分圏内。乗継不用な駅。2LDK。オートロック。8万以内。
部屋の広さと駅からの距離。どちらを優先するのかは通勤手段によって変わりますよね。特に女性はヒールで通勤する事も少なく無いと思います。電車通勤では「通勤のしやすさ」が重視される傾向にあります。
またフルタイムで働く新婚女性にとって、帰宅途中にスーパーがあるかは非常に重要です。しかし駅近くなればなる程、賃料や駐車場代が高いし、住んでみてから気になるのが交通量や騒音。「周辺の環境」も家探しでは気を付けるポイントです。節約してセキュリティーのゆるい物件に住んで盗難に遭えば本末転倒。
2人の優先順位とお金についての話をしっかりする必要があります。
いつから一緒に住み始める?
一緒に住むって、何となく「入籍してから…」というイメージを持ってました。
思い立ったらすぐ行動‼︎なとっちゃん。8月にフラッと入った不動産屋さんで2軒内覧。うち1つがとても良かったのです。 まだ会社にも報告してないし、はやすぎん??と混乱しましたが、すぐ埋まるだろうと思えるくらい良い物件でした…。
◎8月中の契約で敷金礼金がキャンペーンで格安。
◎特急電車の停止駅。駅から徒歩10分。駅施設にスーパー有り。3LDK。家賃8万(+駐車場代1万)。
◎オートロック有の5Fマンションの2F(階下はお店で騒音問題無し)
▲目の前交通量多くうるさめ。
▲9月から入居は100%無理。
▲入籍後の12月入居までオーナーさんは待ってくれない
8月契約で家賃発生はいつまで待ってもらえますか⁇
そこを何とか…!!!
グイグイいけない私とは対照的な旦那さんですので、しぶとく交渉してくれ、結果、なんと家賃発生は11月からに!!なんて優しいオーナー様。もうその場で「お願いします」と仮契約しました。
嬉しい反面、何とも言えない焦燥感…。また親への報告事項が1つ増えたのです。
いつ両家へ挨拶する?
本来、挨拶の順番は最初に女性の親の元へ、男性が出向くのが一般的です。「お嫁さんを貰う」とういう昔からの考え方から来てるようで、現代でもそこは同じです。しかし実家が遠方にあった場合、必ずしも順番通りに進められない事もありますよね。順番=礼儀という意識を保ちつつ、フレキシブルに対応する事が大切です。
私の場合、付き合ってから週1で家に行って晩ごはんをご一緒させて頂く程に、義両親には良くして頂いてました。なので結婚の御挨拶も、かしこまった感じはなく普段通りの服装。アッサリ完了しました。
プロポーズから約1ヶ月後の9月25日、スーツを着たとっちゃんが実家に挨拶に来ました。
婚約・結婚指輪はどうする?
沖縄でのプロポーズの際、婚約指輪は頂いてません。一緒に見に行こうとと言ってくれました。その際、結婚指輪についても見ることに。ブランドも色々ありますが、Cartier一択(笑)「水色のところは、昔文房具扱ってたんやで…貴金属ちゃうねんで…」と、とっちゃんに言われてから、「そんなところの指輪イヤだ」と拘りが出まして…
9月3日、婚約指輪を買って頂き、その形に合わせて結婚指輪も選びました。
結納・両家顔合わせはいつにする?
結納をするかどうかについては家族の意見も重要です。最近は堅苦しい結納は行なわず、食事会のみで済ませるカップルも多いですよね。約8割程が結納をしない選択をしているようですので、マナー的に失礼なのでは?という考えも衰退してきています。しかし家同士の結び付きが強い田舎の方になると、結納を行う事は「当たり前」と認識されています。家の伝統・地域性や親の意識が大きく影響しますね。
私たちは、親の「いらんよね?」という言葉に安堵し、顔合わせと言う名の食事会の形をとりました。
場所は京都の東山。建仁寺の目の前にある「祇園・末友」さんにしました。急に話が進んだので、予約一杯と言われましたが、「顔合せ」とお伝えしたところ、「ランチが終わった14時から如何ですか?」と嬉しい御気遣いをして頂きました。さすが祇園です。お人柄もご飯も雰囲気も総てが素敵でした。
とっちゃんはスーツ。私は人生で最後だからと、お振袖を選びました。後に記載してますが、食事会のデメリットに、「実感が湧かない」との声が上がっています。ですが、お着物を切るだけで、その場の雰囲気も随分と締まり、結婚するんだ〜という気持ちに凄くなりました。既婚者になるともうお振袖も着られなくなりますのでオススメです。
また祇園のセット屋さん。有名なお茶屋のおかあさん(芸妓・舞妓さんの)が朝からセットにいらしてました。これも貴重な出逢いです。また普通の美容院では出来ない帯の遊びもして下さり、流石だな〜来て(着て)良かった〜と着物好きな母と2人で盛り上がりました。
結婚式・披露宴はする?
約5割強のカップルが式・披露宴共に行っていますが、何もしない、“ナシ婚”を選択するカップルも3割程度おられます。また“結婚式だけ”や、“写真だけ撮った”カップルはそれぞれ1割程度です。
私もとっちゃんもあまり乗り気ではない部類。「綺麗って言ってもらえるだけ。花嫁はただの見世物でしかない」と本気で思ってました。やるなら友人が1人も来なくて済む海外。それ一択でしたね…。笑
上記は私のスケジュールの一例です。挙げた以外にも細かく考え選択しなくてはならないことが山程あります。
2人で協力して頑張りましょう‼︎
【STEP3】指輪を用意しよう
エンゲージリングは給料約3ヶ月分と良く言われてますね。若ければ若いほど、中々厳しいお値段です。
ですがそれは昔の話。あるアンケートでは、20代の女性の約3割が予算10万円以内と答えています。「婚約指輪<結婚指輪・結婚後の生活費」と捉え、価値を感じてない方や、「お返しが嫌」という方も(笑)かく言う私も返してないですね…ごめんとっちゃん。
全年代の平均価格は40万円弱。結婚式の費用や、新居で必要ない費用を考えると、高額な買い物が出来ないのが現状。金額ではなく、気にいったデザインやオーダーの価格がたまたま20〜50万程度だったという意見が最も多く得られているようです。
マリッジリングの平均価格は2人で30万円未満になっています。婚約指輪と比べると下がりますね。
最近はお揃いのリングにしないカップルも多く、私たちもその例です。私の結婚指輪は、婚約指輪と一緒に付けられる様、くびれており、半分ダイヤが付いてます。クルッと反転させると装飾が無くなるので冠婚葬祭でも◎と担当の方にお勧めして頂きました。とっちゃんとお揃いにも出来ましたが、くびれたデザインがまぁ似合わない…笑 と言うことでまったく異なるデザインでブランドのみ統一しました。
マリッジリングについては2人でお金を出し合うカップルも多いですが、男性が2本とも購入するパターンも。
予算はあくまでも目安に。一生ものの買い物だから、納得いくものを選びたいものです。
【STEP4】それぞれの親に挨拶しよう
上でも挙げましたが、挨拶の順番は最初に女性の親の元へ、男性が出向き、結婚の許可を貰う必要があります。すでに許可されている場合でも、けじめを付ける為にも挨拶にはいきましょう。
場所は実家がスムーズ。食事の時間を避けたAM9時〜・PM2時頃〜にし、いずれも2時間程度で失礼するのが一般的。自分の親には事前に大まかな流れを伝えておくのがベターですね。
しかし事情があり実家に伺えない場合は、場所を用意しましょう。
・分かりやすい
・駅から近い
・繁華街や人の多い場所は避ける
ホテルなどであれば、比較的分かりやすい場所にあり、カフェやラウンジ施設なども充実しているはずなので、親への挨拶もゆっくり行えそうです。「このままごはんでも。。。」となっても心配する必要もありません。
当日までにある程度の情報を、親・パートナーへそれぞれ話しておく事も大切。
どんな人なのか、仕事や趣味なども共有してしておくと、意外な共通点が見つかるかもしれません。
手土産を準備する際は、「準備してきました」感を。
日持ちするものを選び、訪問先で購入するなどは絶対に止めておきましょう。自分の地元の銘菓が話のネタになるかも…。
身だしなみは清潔感を。足元まで意識することです。
〈男〉スーツまたはジャケットにネクタイ
〈女〉ワンピースなど メイクやネイルは控え目に
【STEP5】結納・両家顔合わせをしよう
〈結納とは?〉
プロポーズを受けた=婚約 と最近は捉えられがちですが、口約束となり正式に婚約を証明する確かな証拠は何もありません。
結納とは、両家が金品を贈り合う事で婚約を成立させる日本の伝統的な儀式です。「正式」「略式(仲人有・無)」と3種類あります。近年は仲人無しの両家のみで行う略式結納が主流です。
〈顔合わせとは?〉
お互いの家族を紹介しながら食事をする、とくに形式の無いカジュアルなもの。近年はほとんどのカップルが両家顔合わせを選んでいます。
それぞれのメリット・デメリット
メリット
〈結 納〉伝統を感じた・結婚する実感が得られる・親が喜び安心する
〈顔合せ〉気楽・堅苦しくなく和気藹々とした雰囲気・結納と比べリーズナブル
デメリット
〈結 納〉お金が掛かる・準備が大変・決まり事が多く段取りを知らずぐちゃぐちゃに…
〈顔合せ〉普通の食事会になった・結婚する実感が湧かない
結納するカップルの多くが「親にして欲しいと言われた」とあります。
今後の家同士の付き合いや、家族の思いが関わってくる事だからこそ、しっかり話合って決めましょう。
【STEP6】婚姻届の出し方・書き方を知っておこう
〈婚姻届〉
よく見る茶色いやつは役所で直接貰うか、役所に行けない方はダウンロードします。最近は結婚雑誌の付録として付いていたり、ご当地デザインをパソコンからダウンロードしたり、店で購入したりも出来ます。自由度が拡がりましたよね。
基本それらの婚姻届も受理してもらえます。が、下記を満たさないものは受理されません。
・A3印刷
・戸籍法で決まっている用紙の形
・記入欄に模様が入ってない
〈どうやって書くの?〉
基本的にすべて埋めます。
左側⑴〜⑻ を記入。その下の「その他」は空欄のままでOK。その下には署名と認印を。
右側は結婚を証人してもらう方に記入頂きます。私たちは両父親でしたね。1番下の連絡先まで埋めておきましょう。
〈どこに出すのか?〉
結論、どこでも出せます。本籍地・自分たちの所在地の市役所・区役所。
もっと言えば、一時的な滞在地でもOK‼︎旅先で婚姻届を提出するする事も可能なんです。
〈いつ出せるのか?〉
365日、24時間いつでも受付してもらう事が出来ます。
昼間の受付時間に間に合わず、通常窓口が閉まっていれば、夜間・時間外対応窓口へ持参します。
ただし、区町村役場などによっては時間外を受付してない可能性もあるので、提出先の受付時間は要チェックです。
※通常窓口の場合は、訂正印で修正可能ですが、時間外はその限りでない役所も…そうなると受理してもらえません。
折角入籍日を決めてきたのに、出来なかったとなると悲しすぎるので、間違いがない様、確認して持参しましょう。
※どうしても当人が行けない場合は、代理人が持参すれば受理してもらえます。
しかしこちらも書類に不備があると、代理人ではその場での訂正が出来ないので要注意です。
〈提出に必要なもの〉
・本人確認用身分証明書
・婚姻届
・戸籍謄本(全部事項証明書)⇨本籍地以外で提出する場合
・ハンコ(訂正印)
謄本は取寄せも出来ます。その場合は最長2週間掛かりますので時間に余裕を持って用意しましょう。
〈婚姻届受理証明書〉
婚姻届が受理されたら、婚姻届受理証明書がもらえます。【1通¥350】
これは2人の婚姻を公的に証明してくれる大切なものです。
・役所が婚姻届を受理した事
・婚姻の月日
・夫の氏名
・妻の氏名
・本籍
が、記載されてます。「何に使うの⁇」ってなりますよね。
これは『新しい戸籍謄本ができるまでの仮の証明書』。新しい謄本ができるまで最低1週間はかかります。
使える場面
・住民票の名義変更
・妻が扶養家族になる際の会社への提出書類
・海外ウェディングで必要となる可能性◎
免許証・銀行口座の名義変更には残念ながら使えません。
【STEP7】入籍したら…身分証を変更をしよう
こちらは 特に女性の話になりますね。
入籍し名字が変われば、各方面へ手続きにいかなくてはなりません。
※私は入籍の前に引越しをすませてたので、転出・転入届はすでに出してました。
用意するもの
・新姓の印鑑
・新しい戸籍謄本
・新しい住民票
・必要あれば婚姻届受理証明書
〈免 許 証〉:住民票持参 @各警察署・運転免許センターにて
〈銀 行 口 座〉:住民票・名義変更後の免許証
〈自 動 車〉:検査票・申請印鑑・住民票(謄本)・申請書 @運輸局・検査登録事務所
〈年 金 手 帳〉:年金手帳 @住んでいる市区町村
〈マイナンバー〉:マイナンバーカード @住んでいる市区町村
〈パスポート〉:一般旅券発給申請書・謄本・パスポート @旅券窓口
ほかにも、保険や携帯電話、クレジットカードの名義変更などもあります。各種問合せして必要な書類を取り寄せる必要がありますね。入籍後の女性は本当にバタバタで大変です…。私もフルタイム勤務だったので1日だけ有給取得し、各手続きに走りました。
引越しをすっ飛ばしましたが…笑
上記以外にも細かくやることはあるはず・・・。
「2人で」協力することがとても大切な事だとふり返ってみて改めて思いました。
次はやるかやらんか…迷いに迷った結婚式について書いて見たいと思います。