こんにちは。ゆきです。
今回は「私が経験した妊娠初期症状」について。
子供を待ち望む女性にとって、生理前に起こる体の変化にはとても敏感。
3度の妊娠を経験する私も、
生理前症状(PMS)と妊娠初期症状を勘違いした事は過去に何度もあります。
その度にネットで”初期症状”について検索し、フライング検査をする日々。当然結果は出ず。
「どっちなの?生理ならもう早く来てくれ・・・」と情緒不安定にさらなる拍車がかかりますね。
※妊活はしてましたが、不妊治療などは行なっていません。
基礎体温も毎朝測ってられなくて付けてませんでした。
最初に言っておくと、
全員が全員、同じ症状は出ない。という事。
3回の妊娠発覚時、3回ともの症状は全く異なりました。
ネットの情報はあくまで”ただの情報”として、軽く捉える必要があります。
妊娠を待ち望みながら学んだこと、それは
妊娠検査薬が反応する時期まで大人しく待てる、心の余裕を持つこと。
何事にも当てはまりますね。
余裕というものは、生きて行く中でとても大切です。
=Contents=
⒈いつから起こるのか
通常、早い人だと、生理予定日以降の妊娠4〜5周目から症状が出始めます。
それより前、受精してから生理予定日までの、妊娠1〜3週目で体に現れる症状の事を、”妊娠超初期症状”と言います。
プロエステ・・・とかの妊娠の仕組みや、ホルモンなんかはどうでもいいんですよね。
そんなことが知りたいのではない。笑
数週で呼び名は異なっていますが、起こる体の変化にほとんど違いはありません。
時期が早いか遅いかだけ。
そして・・・生理前症状とよ〜〜〜く似ています。
⒉初期症状チェック
①よく言われるチェックリスト
実際、ネットでよく見る初期症状には、どんなものがあるのでしょうか?
□おりものの変化
□頻尿
□下腹部痛
□腰痛
□頭痛
□熱っぽい
□眠い
□胸の張り
□肌荒れ
□便秘
□下痢気味
□食欲不振
□食欲旺盛
□イライラする
□めまい
□生理が来ない
□出血がある(着床出血)
・・・便秘になったり下痢になったり…
食欲旺盛になったり、不振になったり…
いかに個人レベルの結果で信憑性がないか(笑)
こんな情報に一喜一憂していたんだと思うと、妊活中の自分のメンタル状況がとてもよく分かります。
②私が感じた初期症状リスト
では実際に私が感じた症状を。
過去3回でそれぞれ違いますので、下記のように色分け。
■3回とも
□いずれかの妊娠であった
□今回の(流産しなかった)妊娠であった
■真冬なのに夜中に大量の汗をかく
■胸が張る
■乳首が激痛
■子宮がチクチク痛い(左右とも)
■肌荒れしない
■臭いに敏感
□熱っぽい
□起きてられないくらい眠い
□頭痛
□頻尿
□鼻が詰まる
夜中に大量の汗は、最初とても怖かったです。「病気?」と思う程。
特に下半身。べっちゃべちゃでした。
今回、初期の段階で「あ、妊娠したかも・・・」と思った症状は”明らかな熱っぽさ”。
普段平熱が35度で寒がりの私が、36度後半。「暑い」が口癖に。
3日間程測り続けても変わらなかったので、
「妊娠したんちゃうん?」とさすがにとっちゃんも言ってました。
⒊妊娠かな?と思ったら
①まずは妊娠検査薬を
産婦人科に行く前に、必ずセルフチェックを。
それが最も早く妊娠を知る方法です。
最近の検査薬は性能がとても良くなっているので、”生理予定日1週間後”を待たずしての検査、いわゆるフライング検査をした場合でも、妊娠に反応する事があります。
逆に反応が良すぎて、化学流産の妊娠なども拾ってしまうんですよね。
周期によってはフライング検査が早すぎて、線が薄かったり、全く反応が出ないことも。
1・2回目の時はフライングをして陽性が出ましたが、線薄め。
⇨病院で胎嚢確認。その後流産。
3回目は検査時期を守って濃い陽性反応。
⇨病院で胎嚢確認。1週間後心拍確認。
ドキドキと焦りで気持ちは募りますが、冒頭でも述べたように、
”生理予定日1週間後まで気長に待つ心の余裕”を持ってリラックスして待ちましょう。
②陽性反応が出たら早めに産婦人科へ
検査薬で陽性反応が出ただけでは、医学的に『妊娠』とは判断されず、
赤ちゃんを包む『胎嚢』を確認できた段階で初めて認められます。
妊娠4週〜6週であれば確実に確認されるので、生理予定日1週間半〜2週間過ぎ頃まで待ってから病院へ行くことをオススメします。
タイミングが良ければ一緒に心拍も確認できるはず。
本当に感動する瞬間です。
しかし、子宮検査で何らかの異常が見受けられる場合も。
早すぎて胎嚢確認が出来ない事よりも、発見が遅くなる事の方がハイリスクなので、特に生理不順の方は、自己判断せず病院へ。
③妊娠に気付かずに飲酒・服薬した場合
妊活をされていて、気にしておられる方はすでに気をつけていらっしゃいますが、
妊娠に気付かず『お酒を飲んだ』『薬を飲んでしまった』などは良くある事ですよね。
その事についてとても不安で後悔されているプレママさんをネット上でよく見かけますが、
私が調べた限り、妊娠初期にそれらが胎児に影響すると書かれた記事を見たことがありません。
飲んでしまったものは仕方ない。過度なストレスを感じる方が体に毒です。
あまり深く悩まず、気づいた時からやめれば◎だと思います。
⒊妊娠初期の過ごし方
①無理をしない日常生活を
妊娠が順調であれば、仕事や家事など、通常通りに生活できます。
ただ赤ちゃんにとっては大切な時期。
疲れたり、だるさを感じた場合はすぐに休憩を取りましょう。
②職場の上司に報告を
この時期からつわりが始まる妊婦さんも多いですね。
仕事をする妊婦にとって、通勤・業務、ともに体への負担が大きくかかります。
安定期に入るまで中々言いたくない・・・という方もいるはず。
ですが何かあった時のため、自分の上司と近しい同僚だけには、早い段階で妊娠の報告をお勧めします。
③職場環境の大切さ
かく言う私も、ワーキング妊婦でした。
通勤時間片道1時間。北浜はオフィス街なので常に満員電車。
そして過去3回とも初期に出血を起こし、お医者さんから自宅での絶対安静を言い渡されました。
1回目、出血の量を見て、もう半分あきらめていた私。
上司に『妊娠の事は、絶対に誰にも言わないでほしい』と念押ししての自宅療養。
流産後、傷心ながらも何事も無かったかのように出勤。
更衣室で会った先輩に『妊娠おめでとう』と言われ、頭真っ白・目が点。
その日はその後も数人に同じことを言われ続け、そして本社の人間から「予定日はいつですか?」と電話が掛かってくる始末…
トイレへ駆け込み泣いた記憶があります。
「なんで言ったんだ?どうして秘密にできなかったんだ?」と上司に対して無言の訴えでした。
その経験から、二度とこの上司は信用しないと決め込み・・・。
2回目は繁忙期ということもあって誰にも何も言えず、出血しながら出勤。「ごめんね」とお腹の子には何度も謝りました。
そんな中での今回の妊娠。またしても出血。。。
そして2週間の自宅安静。
しかも12月中旬。年末ど真ん中でした。
幸いにも、上記の上司が異動になったのと、自分自身が後輩を育てる事に成功したことが重なり、長期休みをもらう決意を。
新しい上司と、1番信頼する先輩の2名のみに妊娠を報告し、
事情を説明して、休暇をいただきました。
理解ある方達で、それから私が職場内へ妊娠報告をする時まで、
ずっと黙って見守って下さいました。感謝です。
誰に報告するのかもとても大事な事なのですが、
妊活を始めた頃から、『自分の後任』のことを考えるように。
いつ自分に何があっても、会社に迷惑をかけない環境を、自分で作る。
仕事をする上でとても重要だと思います。
④絶対安静を言い渡されたら
その名の通り、とにかく安静!!
「切迫流産が迫っているからとにかく寝てなさい」と言うお医者さんからの指示。
自宅で安静にできない場合は入院になる場合も。
トイレ以外はベットから動かず、家事なんて以ての外。
家事を放り出して寝てるなんて・・・と思う気持ちは良く分かりますが、
旦那さん・家族の協力を得て、ゆっくりストレスを溜めずに赤ちゃんのために療養する事がお母さんの仕事なのです。
⒋ストレスを溜めない。旦那さんと協力を
お腹も膨らんでないし、目に見えない、エコーでしか会えないベビー。
ちゃんと育ってるか不安。次の検診まで不安。
妊娠初期は、本当に実感の湧かない事ばかりです。
私も毎日不安でした。
そしてこの不安は妊娠中、ずっと続きます。
大事なのは、とにかくストレスを溜めないこと。
そのためには旦那さんの協力が不可欠。
実感が湧かないのは男も女も一緒。
妊娠初期から子育ては始まっていると考えて、
3人で一緒に頑張ることが大切なのです。